名古屋港はシーバスの魚影が薄い?

↑みたいなことを某掲示板でみかけました。
「なにーー!?」って感じです。そんなことってあるんだろか、と。なんだかすごく気になる書き込みで、そのことがずーっと頭から離れませんでした。「今まであまり釣れなかったのは魚影が薄いせいだったのか・・・」とか思い始める始末。
それで思い切って、僕がよくネットで訪れているシーバス爆釣ブログの管理人さんに質問をぶつけてみました。(お答えいただいてありがとうございます。)

「名古屋港は魚影が薄いか?」ということですが、たしかにそのとおりです。

ガーン!!!!
なんでも名古屋港には高潮防波堤というものがあるそうで、この防波堤があることによって潮が通りにくくなってしまい、魚の数が少なくなってしまっているそうです。さらにシーバス以外の魚種も名古屋港は少ないらしく、神戸の方ではシーバス以外にも青物や太刀魚、イカなど多種多様な魚が釣れるそうです。
うーん、そうだったのか・・・(汗)
そもそも「高潮防波堤」とはなんなのでしょうか。グーグルマップを使って名古屋港を上から見下ろしてみました。すると・・・

これかぁ(汗)写真ではうっすらと見えるくらいですが、知多から対岸の弥富くらいにかけて長い防波堤が敷設されています。上から見るとホントに名古屋港を塞ぐようなかたちです。むぅ・・・。
なんでも、昭和34年の伊勢湾台風の被害をきっかけに、高潮や津波が来ないように造られたそうです。なるほどー。物理的に潮の流れを止めてるわけですねぇ。


それにしてもこう改めて日本地図を見てみると、名古屋港ってホントに奥の奥にある感じですね。きっとこんな奥にあることがさらなる潮周りの悪さに影響するのでしょうね。

まぁそんなことが分かったとしても、現実的に今は名古屋港で我慢するしかないのですけどね。いつか神戸や東京に遠征したいものです。
金沢(実家)はどうなんだろうなぁ。日本海だしなんか潮はバンバンあたってそうです。ただ、タイドグラフをみてあまりの干満の無さに驚いたことがあります。聞くところによると日本海側は周年そんな感じらしいです。それってどうなんだろう・・・。