金沢シーバス釣行

GWを利用して地元金沢に帰省してきました。日程は3〜5日まで。もー、釣り三昧でしたね。楽しかった。釣れた釣れなかったはともかく、終始釣りの事ばっかり考えて、行きたいときスグに釣りに行けるなんて、「幸せ」のひとことでした。なにより親の車を自由に使えたのが大きかったですねぇ。

さて肝心の釣りです。金沢のシーバス事情ってのは全然把握してなかったのですが、新聞の釣り情報を見ると、近場では河北潟放水路、森本川河口、金沢港内などで良型のセイゴがあがってるとのことでした。そりゃ、魚は居るのは分かってんですけど、問題はどこで釣るかってことですな。

それで1日目は、とりあえずどんな釣り場なのか見てみることに。まずは金沢港に行ってみる事にしました。時間は朝の3時過ぎ。港に着いてみると、早速釣り人発見。竿からしてシーバスのよう。僕も車を降りてセッティング、そしていろいろ釣りやすいところを探して歩き回ってみたのですが、暗がりにまぎれてシュッ、シュッと竿を振る音が至る所から聴こえてきます・・・。金沢って、結構シーバス釣りの人多いなぁ(汗)大抵の橋下や常夜灯なんかのめぼしいポイントには、シーバスアングラーと思わしき人が竿を振っています。やっぱりGWだから人が多いのかなぁ・・・。と思いつつ釣り糸を垂れてみます・・・・・・・・なんにも釣れん(汗)
単に時合いじゃないというのもありそうですが、とりあえず僕の竿にはまったく無反応です。移動して金石漁港の橋下に移るのですが、ここでも無反応。まあ、初めての釣り場だし、仕方ないかなぁ、と思いながら、この日はトボトボと帰路につきました。

2日目。今回も朝マズメで前日と同じ時間帯です。ただ場所は変えて、金沢港に流れ込む森本川の河口から行ってみる事にしました。どうも港湾部は釣り人が多いようなので。どうせなら最初の堤がある端っこから狙っていこう、ってことで、さらに森本川に流れ込む浅野川の河口部へ(分かりにくいかな)。到着すると真っ暗で何も見えない(汗)どうやら河口は葦が沢山生えててヤブこぎしなきゃ行けそうにありません。でもそれなら人が居るはずも無いと思い、意を決して途中まで行ってみたのですが、やっぱり無理でした。ぬかるんでて長靴でもはかなきゃ無理。川からはライズの音が聞こえてくるのに!
そういうもどかしい思いをひきずりながらポイント移動。今度は森本川の橋の下へ(森本川河口は橋が5本くらいかかっています)。岸辺にはズラーッと船が係留してあるポイントです。ときたま船が航行するのでそのときだけは波が激しく岸にぶつかっています。水はコーヒーのような茶色。「うわー、汚い水だなぁ。」と思いながらキャスト開始。しばらくするとロッドがグゥー!と急に重くなるアタリ。「で、でかーー!!」水面から顔を出したのは僕の拳を飲み込んじゃいそうなくらい大きな口でした。「絶対逃がすもんかぁー!」とロッドをさばきながら、どうやって上げよう・・・と内心焦りまくりです(汗)ランディングネットなって持ってませんし、抜き上げることはもちろん無理!なので仕方なくフックに気をつけながらハンドランディング。なんつう重さだ、ズッシリ!

手でおおまかに測ったかぎりですが、70cmはゆうに越える魚体です。
写真を撮ってリリース。あまりの充実感にヘタァと腰が抜けそうになりましたが、気を取り直してキャスト再開。すると!またグーッ!とあの重みが!

信じられない、2連続キャッチ(笑)群れで居たのでしょうか。
その次も!と思いキャストを続けたのですがこれを最後にパッタリとアタリは遠のきました。
あとで冷静になって考えたのですが、釣れたときは特に船の航行が激しく、靴がびしょぬれになっちゃうくらい岸に波が打ち付けていました。おそらくこの波が魚の活性をあげていたのではないかと思います。推測ですが。

んー、でも釣れて良かったです。それに尽きます。金沢まで来てなにも釣れなかったらショックですもん。とりあえず北陸シーバスの顔を拝む事ができました!よかったよかった!

あ、ちなみにヒットルアーは「ローリングベイト」のオレンジ。そうです、僕のシーバス第一号を釣り上げたルアー。

もう傷だらけだなぁ。僕にとって凄く大事なルアーになりそうです。