バラシは悔しい!

今回は夜、しかも23時という遅い時間帯に出撃。夕マズメでもよかったのですが、潮周りがかなり冴えない感じだったので、こんな時間となりました。満潮は深夜の1時です。この日は午前中から夕方くらいまでずっと雨が降っていましたが、出発した時間帯にはもうすっきり晴れて月も出ていました。雨は降ったけど気温はそんなに下がらず。長袖にパーカーを羽織っていましたが、風が生暖かったのでちょうどよいぐらいでした。
最初に入ったのは近所の庄内川。ここで釣れた事は無いのですが、近くなのでなんとなく寄ってみます。川はだいぶ増水していました。流れはそんなにありませんでしたけど、上流から流されてくるゴミが目立ちましたね。ルアーにやたらと絡んでうっとおしかったです。橋脚周りを手早くミノーやバイブレーションで探りますが反応は無し。
移動して、前回釣れた付近の新川の橋脚です。ここも同じように探りますが沈黙。「まいったなー」と思いながら、川を下ります。海から見て一本目の橋のとこまでやってきました。ここでも同じく沈黙。常夜灯の灯りの境目、停泊ボートの際とここぞというポイントを探りますがバイト無し。まぁ、いつものことですが、くやしい!!っ絶対いるのになぁー。なんで食わないんだろう。
ブツブツ言いながらポイント移動。稲永公園前。1回通ったことはありましたが竿を出すのは初めてです。岸際にはポツポツと葦が生えていて、もし遠くにまばゆく光る名港トリトンが無かったら、琵琶湖畔みたいにも見えます。水辺に近づいてみるとハゼの稚魚がそこらじゅうにうじゃうじゃいます。ハゼは普通水底にへばりついているものですが、何故か水面の近くまであがってきてるんですよ。バチ抜けみたいに。そんで口をパクパクやってる。手で簡単にすくえるくらい大人しいのです。「酸欠してんのかな?」とも思いましたが、まさかね・・・。なんだったんだろう、不思議な光景でした。そんな光景を尻目に一通り竿を降って投げますが肝心のバイトがないので移動。
埠頭の岸壁までやってきました。目の前には巨大なバースが広がっています。バースは遠くてルアーがいまひとつ届かない。そこで、岸際をB-太モーグで通して、ピックアップしようとしたところで「ギラッ」っと光る魚体が。バイトにはいたらず反転していきました!「くそー!!」と思いもう一度ゆっくりモーグを通すと「きたっ!!」ぐぐーぐぐん!!と久々の感触が!推定で40cmくらいあります。このサイズはGWに金沢で釣って以来です。「やったー!」と喜ぶところですが、問題は高さ2mの岸壁からどうやって水揚げするか(汗)それでいちかばちかラインを持って抜き上げようとしたところ・・・見事にバレました(泣)バレたときの悔しさって堪え難いものがありますね。ガクッと地面にうなだれました。まあファイト時間は長かったので、リリースしたことにでもしようと思う事にしました。我ながら超ポジティブ。ラインが切れてルアー持ってかれたわけでもないですしね。
引き続き岸際を打っていきます。書くのが疲れてきたので端折りますが(笑)なんとこの後この岸壁で2匹もヒットしてきました!うち1匹はバレたのですがいずれもピックアップ直前の出来事でした。唯一キャッチできた1匹は、僕がリトリーブのときによそ見をしていたのでルアーをピックアップする一連の動作のままロッドで一気に抜き上げてしまいました(笑)それも40cmくらいのやつを。もうびびったびびった!なんか重いと思ったら魚付いてるんだもん。だからファイト時間はゼロ・・・。岸に上げてからもピチピチと元気なやつでした。

暗くてよく分かりませんが(汗)実はこんなときにデジカメの電池が無くなってしまって、しかたなく携帯のしょぼいカメラで撮りました。
そのあといくつかポイントを廻りますが、キャッチ出来たのはこの1匹のみ。でも今日はいつになくバイトを沢山得られたので満足です。今後の課題というか、足場の高いとこではネットがいりますねぇ。いずれ用意しないとなぁ。

帰るときはもう朝になってました。結構長い間釣りしてたなぁ。
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